商品の回転の速さは何処にも負けないと自負してますが、たまに売れると思って仕入れたのに、全然売れない商品もあります。この写真の古机と昭和のコーナーサイドボード、一見すぐ売れるだろうと思ったのですが、もう2ヶ月くらい売れずに残ってます。この机なんか昭和初期の物でなんと80年ほど前の品物だそうです。80年振りに大衆の目に触れて、机も自信満々でうちの店に来たと思うのですが、最近のよくある普通の机の方がすぐ売れて行き、何やねん!って思ってると思います。僕の方がオリジナリティに溢れてるのに、昭和やったらすぐ売れたのになぁーと戸惑ってると思います。でも古家具が好きな人が来たら、すぐに売れて行きます。車もそうですが、やっぱり人気の最新の車はすぐ売れると思いますが、クラシックカーはすぐ売れるもんじゃないです。マニアな人や好きな人が来てくれるまで少し時間がかかるんですね。でも例外の古家具もあります。写真の古タンスなんですが、入荷した次の日に売れました。これなんとワンポイントで扉に金太郎が描かれてるんです。外国の女性の方が買ってくださったのですが、ワオー!キンタロー!アメージング!って言ってました。金太郎って世界から人気あったんですね。日本人なら多分売れなかったと思うんですが、世界目線で見ると金太郎はカッコイイみたいです。前髪ぱっつんの衣一枚ファッションこのシンプルさがイケてるらしいです。